2007/09/17

オー・メドック・ド・ジスクール 1997

Le Haut-Medoc de Giscours Haut-Medoc 1997
オー・メドック・ド・ジスクール 1997

ブラインド用だったけど、長いこと開かなかったワインをあける。

オー・メドック・ド・ジスクール 1997 ボトル ラベル
【外観】
かなり透明度が高い。
色合いはややオレンジがかっているが、10年経ってもまだ若々しいイメージ。
粘性はわりと弱い。さらっとした印象。

【香り】
まず最初に、すみれ。
ボルドーらしい導入。
それから、意外と動物的な印象が強い。
猫のおしっこ、というワードがちょっとよぎる。
あとは野菜の印象も強い。
青ピーマンのようなイメージも感じる。
最初の香りは華やかだけど、時間が経つにつれてだんだん素性がばれてきて、素朴な印象になる。
でも、それはそれで好印象。
ただ、ちょっとケミカルっぽさを感る。
薬箱のような。

【味わい】
スムーズで、すっきりとした爽やかさをイメージさせる。
余韻は強くは残らないが、静かに長く続く感じ。
かなりセックで、甘さはほとんど感じないが、切れがよく、きれいな余韻で強さを感じさせない。

余談ですが、滓が無く、ボトルからそのまま飲めるのも手軽でとても良い。
もう10年も経っているのにね。
2000円しない事を考えるととてもコストパフォーマンスの高いワインではないでしょうか。

【まとめ】
ボルドーのグランヴァンをそのままスケールダウンしたような感じを受ける。
私的にはとても良いワイン。
でもちょっとマニアックなイメージもあるかも。
香りもやや悪臭系が混ざって深みを出しているのだけど、その手の香りが苦手な人には受け入れられないかも。

【カミさんのコメント】
おいしい。

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