2007/07/01

サンコム リトル・ジェームズ バスケット・プレス ホワイト(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(ムルソー)\4180
・ソーヴィニヨン・ブラン(NZ ウィザーヒルズ)\2620
・リースリング(アルザス)\2035
・ヴィオニエ70%、ルーサンヌ30%(サン・コム・リトル・ジェームス)\1155

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
澄んだ
健全な
濃い色合い
輝きのある
粘性は中程度

【香り】
豊かな香り
濃縮感のある
上品な香り
フルーティ
ライチ
パイナップル
ハーブ香
蜂蜜

【味わい】
新鮮なアタック
しなやかな酸味
豊かな酸味
セック
わずかな苦味
複雑性のある
余韻は7~8秒

アルコール度:13%
収穫年:2005年
飲用温度:10度

【判定】
外観はやや濃いめの黄色。
濃い色合いが、熟成のせいか、南の太陽をたっぷり浴びたワインかは判断できず。
グリーンっぽさはほとんどなく、ややオレンジの傾向を感じる。
香りはフルーツ主体で、しかも甘さを強く感じるシロップ漬けのようなイメージ。
ソーヴィニヨン・ブランやグルナッシュからくるパイナップルのような甘さではない。
独特のややデザートワインをイメージさせるような甘い香り。
ちょっと人工的というか、香料っぽいというか、ガムやケーキのような感じもややあり。
この段階では、リースリング以外は候補、もちろんヴィオニエが最有力。
飲み口はボディの厚さをあまり感じない、ややスレンダーなイメージ。
ムルソーはこの段階で完全に消える。
平たく言えばやや安っぽい飲み口で、価格帯の判定でもヴィオニエに決まり。
それでもソーヴィニヨン・ブランもいまいち外しきれず、もう少し香りの変化を待つが、ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマを感じる事は結局出来ず。

ファイナルアンサーで、ヴィオニエ
で、ピンポン

コンドリューとは大分違うみたいだけど、個性があって楽しいワインじゃないかな。

【総評】
サンコム リトル・ジェームズ バスケット・プレス ホワイト
Saint Cosme Little James' Basket Press White
http://www.iidawine.com/htm/1_whatnew/backnumber/0701.htm
※サイトより引用
葡萄:ヴィオニエ70% マルサンヌ15% ルーサンヌ15%
クラス:ヴァンド ターブル
葡萄の茎(梗)のもつ不快な香りや味がワインに付かないよう、茎(梗)を100%除外し、、葡萄本来の味わいを最大限に引き出しています。さらにMLF(マロラティック発酵)を制御することで、酸味を活かしたワインに仕上げています。
栽培が難しいとされる、ヴィオニエを主体にルーサンヌなどを混醸しています。コンドリューの片りんを手軽に味わえるトロピカルな香りと、柔らかい酸味、フルーツの甘味が心地よく、料理によく合います。

どこかで和食に良く合う、といったコメントがあったが、甘い香り自体は和食に問題なさそうだけど、あまりに香料っぽいフルーツ香なので、若干厳しいような気もする。
飲み会に持参するワインとしてはばっちりかな。
サワーとかのイメージに近くて、スナック類に合いそうな感じ。
ワインとしてはとてもコストパフォーマンスの良いと思うが、この香料っぽいフルーツ香はやや閉口する部分があるかも。

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