2007/06/02

ラ・キュヴェ・ミティーク 2003(ブラインドテイスティング:外す)

・メルロー(コート・ド・カスティヨン:プピーユ:ハーフ)\1780
・シラー、ムールヴェドル、グルナッシュ、カリニャン、カベルネソーヴィニヨン(ラングドック:ラ・キュヴェ ミティーク:ハーフ)\940
・グルナッシュ50%、シラー25%、ムールヴェードル25%(ジゴンダス:ギガル:ハーフ)\1480

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ラ・キュヴェ・ミティーク 2003 ボトル ラベル
【外観】
健全な外観
濃い色合い
エッジにオレンジ色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い
熟成が感じられる

【香り】
硫黄
なめし革

【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
辛口の
心地よい渋み
バランスのとれた
余韻は6~8秒

アルコール度:13%?
収穫年:2002年?
引用温度:15度?

【判定】
濃い色合いだが透明感のある外観。
やや熟成した印象。
なめらかな口あたりとやや動物的な香り。
グルナッシュやシラーじゃ無さそうな。

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ブー

答えはミティークでした。

【反省点】
以前からミティークはうまいのか?
というのが疑問になってましたが、今回のブラインドの結果は
「最初の印象はうまい」
ですね。
でも、飲み進むと単調でジュースっぽい飲みやすさだけが印象に残ってきます。
香りも弱くて、変化が無いし。
でも何でしょうか、幸せを感じるワインというか、単純においしいというか、やはりこの品質はたいしたものですね。
それにしても、これだけのブドウ品種が入っていると、品種の特性は分からないですね。
ラ・キュヴェ・ミティーク 2003
LA CUVEE MYTHQUE 2003
http://store.yahoo.co.jp/wizumiya/460313.html
※和泉屋さんのサイトより引用
このキュヴェ・ミティークは“AOCに守られなくても良いワインは市場に通用する”という考え方から生まれたワインでAOCの規定にない葡萄を使用することにより新たな可能性を求めてつくったワインです。
セパージュはシラー、ムールヴェドル、グルナッシュ、カリニャン(樹齢70年)、カベルネ・ソーヴィニヨンとなっていてヴィンテージによって多少の違いはあります。1/3が新樽、3週間ごとに全ての樽において官能検査を行い、熟成の段階をチェックしながら9ヶ月から12ヶ月の熟成の後、最低6ヶ月の瓶熟を経て出荷されます。
このワイン、ヨーロッパのマーケットではほとんどがレストラン、ホテルに販売され、1996にフランス最優秀職人賞を獲得したAuberge du Vieux Puitsをはじめとする著名なレストランで使われています。ミティークとは神話という意味でラベルのフクロウは知恵の象徴だそうです。

勉強になります。
それでAOC表示が無いんですね。
なんだかんだ文句いいながらも気が付くと残り少なくなっている、というのが品質の証でしょうか。
人に勧めるのには良いワインではないでしょうか。

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