2007/05/25

プラティパス ピノ・ノワール 2001(ブラインドテイスティング:当てる)

・サンジョヴェーゼ(キャンティ)\958
・ピノ・ノワール(豪ヤラ・ヴァレー プラティパス)\880
・シラー(ヴァンドペイ ロスピタレ)\1180

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

プラティパス ピノ・ノワール2001 ボトル ラベル
【外観】
透明度の高い
健全な外観
明るい色合い
ルビー色
熟成が感じられる

【香り】
きのこ
なめし革
黒こしょう

【味わい】
控えめな酸味
辛口の
心地よい渋み
軽く心地よい
バランスのとれた
現在飲み頃に入っている
余韻は5秒以下

【判定】
明るい色合い、かなり透明感がある。
香りは土っぽい、なめし革のようないわゆるピノ・ノワールの香り。
そこに、黒いスパイスが強く香る。
ほぼピノ・ノアールなのだが、やや黒こしょうのような香りと、飲み口のまったり感でやや迷う。
サンジョヴェーゼもピノ・ノワールのような動物的な印象があるのでひょっとするとサンジョヴェーゼ?
また黒こしょうの香りはひょっとするとシラー?
でもさすがに、シラーはどちらかというとグリーンの印象が強いので、それは無いか。
しかも、相当明るい色合いだし。
で、サンジョヴェーゼはまだ判断に迷うが、この明るい色合いとややオレンジっぽい色合いがピノ・ノワールっぽい。
わりとピノ・ノアールは紫色を感じない場合が多いような気がする。

ファイナルアンサーで、ピノ・ノワール
で、ピンポン

最初の印象でそのまま行ってよかった。

【総評】
この価格で考えるととてもお買い得なピノ・ノワール。

プラティパス ピノ・ノワール 2001
PLATYPUSRUN Pinot Noir 2001
※ラベルの記述
プラティパスとはラベルに描かれている”かものはし”のことで、オーストラリアに多く生育しています。ヤラ・ヴァレーでつくられたピノ・ノワール種を主体にしたワイン。チェリーやプラムなど品種の特徴を良くあらわした香りに、熟成に由来するスパイシーなヒント。タンニンは繊細で、ベリー系の果実のような味わいが口の中一杯に広がります。

フルーツの項目がいまいち分からなかったが、チェリー、プラムといわれるとそのような気がする。
色合いが落ち着いていたのは2001年だったからか。
ピノ・ノアールの特性ではないかも。
このシリーズのシラーズを以前飲んであまり好印象ではなかったが、ピノ・ノワールは良い。
明るい色合いながら、香りはしっかりと強く主張し、飲み口もベタベタとした甘さや嫌味がない。
880円ならかなりお買い得かも。
あと味にやや硫黄っぽい、舌を覆う感じが残るのはちょっと気になった。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/vindu268/142281/1764157/#1325234

※サイトから引用
オーストラリアワインがいくら安いからと言って、「ヤラ・ヴァレー」の地を名乗りこの価格はあり得ません。
私の推理では2001年は通年よりは弱いとされている年です。オーストリアはとんでもないロットでワインを仕込んでいます。ひょっとして、メーカー自体が放出している価格なのかも知れません。

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