・メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%(リストラック クリュ・ブルジョワ 95)\1980
・メルロー(ボルドー)\1790
・シラー(チリ ISLA DE MAIPO)\1490
・サンジョベーゼ(エミリア・ロマーニャ)\1590
の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
【外観】
濃い紫、赤味が強い
フチまでしっかり色があり、透明感はほとんど無い
粘度はそこそこ13%くらいか
雫にタンニンが残る
【香り】
ボルドーっぽい、花の印象は感じられず、どちらかというと果実が主体でややスパイシーな印象が強い。
香りはそれほど強くない
【味わい】
色調の濃さに比べて、甘さはほとんど無い
かなりセックな味わい
渋みも主張していて、ドライでやや荒っぽい印象
余韻はやや長く残る(10秒以上)
【判定】
色調の濃さで行くと、ボルドーではなく、第三国のワインの印象。
香りもボルドーっぽさは無い。
スパイスの印象が強いが、カベルネ・ソーヴィニヨンのイメージは無い。
とにかく、シラーの印象だなこれは。
ファイナルアンサーで、シラー
で、ブー
答えは、メルローでした。
【反省点】
時間がたったらようやくメルローらしい香りがたってきました。
でも、最初に品種独特な香りがしないワインはどうやって判定したらいいの?
シャトー・ラ・モット・デュ・バリー メルロー 2005
Chateau La Mothe du Barry MERLOT 2005
フランス:ボルドー:ボルドー・シューペリュールAC
http://www.rakuten.co.jp/infini-wine/822089/830330/831854/
実は空けてもらったカミさんの一言でメルローかな、とも思ったのだけど、いままでのメルロー感と全然違うので、あえて、シラーを選択。
鼻を突くスパイス香(胡椒のようなイメージ)があり、とてもメルローとは思えず。
でも時間がたつと、ようやくメルローらしさが出てきて、やや生っぽいような動物的な印象と、飲み口にも少し甘さが出てくる。
決して悪いワインではない、やや高いけどね。
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