2007/04/22

ソアヴェ・クラシコ・イル・ロッコーロ 2005(ブラインドテイスティング:外す)

・リースリング(アルザス トリンバック)\2079
・ガルガーネガ90%、トレビアーノ10%(ソアヴェ ジラルディ)\1790
・シャルドネ(アルゼンチン トラピチェ)\1302
・アリゴテ(ブルゴーニュ)\1180
・グルナッシュ・ブラン(ローヌ ラ シャス デュ パプ)\1150

の5本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
ややオレンジを感じる、中庸な黄色
粘度はそれほどではない、11.5%くらいか

【香り】
フルーツはモモやアプリコット
バニラのような甘さを感じる
コンポート的なのか
ミネラルやハーブ系、ペトロール香などはほとんどない

【味わい】
甘さを感じるアタック、酸味もしっかりしている
余韻は細くのこって7秒くらいか
苦味や塩味のようなものはほとんど感じない、割とすっきりとしているあと味
でも何度か口にするとやや苦味が残るか

【判定】
果実の印象が、スモモ、アプリコット、くらいなのでアリゴテは外れる。
まだシャルドネの可能性は残っているが、飲み口の甘さがシャルドネっぽくない。
香りの印象ではイタリア的なのだが、味わいで苦味が弱い点でやや迷う。
甘さを感じるので、ローヌとシャルドネはやや候補から外す。
となると、残るはリースリングとソアベ。
リースリングにしてはペトロール香を感じない。
ソアベにしては、独特の苦味のようなものを感じない。
やや収斂性のある酸味を含んだ甘みが独特な印象。
甘口のワインになるものを無理に辛口に仕立てているようなイメージ。
となるとリースリングか。

ファイナルアンサーで、リースリング
で、ブー

答えはソアベでした。

【反省点】
第一印象ではソアベだったんですけどねー。
また考えすぎて、さらに二択での判断に迷って間違えてしまった。
ペトロール香がしなければリースリングを選ばない事にしよう。
というか、イタリアとして大くくりで見すぎているかも。

SOAVE CLASSICO IL ROCCOLO 2005
ソアヴェ・クラシコ・イル・ロッコーロ 2005
生産者 ヴィラ・ジラルディ

http://www.rakuten.co.jp/nishiura-wine/820678/1814181/
※サイトより引用
超辛口で有名なイタリアワインガイド『ヴェロネッリ』において、
星獲得のワインを造るイタリア指折りの生産者『ジラルディ』!
『アマローネ・デラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ・
オペラ・サン・ピエトロ[2001]』で1ツ星を獲得し、
『ヴァルポリチェッラ・クラシコ・スーペリオーレ・ブレ・アルト・
リパッソ[2003]』では、ななんと2ツ星を獲得している
赤ワインの評価もすばらしいイタリア指折りの生産者

歴史が古いソアヴェ生産地帯にあり『ジラルディ』の
ソアヴェには、【古くからある地区で造られたワイン】と
いう意味の『クラシコ』と刻まれています ! 
ワンランク上のソアヴェです !!

この品質の高さの秘訣は、土壌にあります。
『ジラルディ』のソアヴェは、ガルガーネガ種90%、
トレビアーノ10%で造られているのですが、

このブドウを育てる土壌が、ガルガーネガ種にピッタリである、
小石交じりの石灰質なのです。 石灰土壌は、水はけがよいため
水っぽさを生み出さず、ドライでかつ複雑性を持ち、
しかもやわらかいボディに仕上げることができる、
まさに、ガルガーネガ種に最適の土壌 !!

さらに、古い歴史を持つ石灰質土壌から育つ贅沢ブドウを
そのまま素直にワインに表現するために、木樽ではなく、
あえて、ステンレス樽を使っています !!

ガルガーネガ品種のポテンシャルを、極めて高い純度と
精度で表現できるステンレス樽! ブドウ本来の味わいを
存分にひきだしています! ですので、ただ単に軽いだけではなく、
ミネラル質や、深み、コク、キレ味、さらにビターな後口を見事に実現!!

高品質なブドウにこだわって造られた、贅沢で純粋な味わいが
口いっぱいに広がります !!

ソアヴェは、イタリア語で「心地よい、甘美な」という意味なのですが、
もうまさしく甘美な果実味が、溢れだします !!

グラスに注ぐと、緑がかった麦わら色が輝き、
咲き乱れるアカシアの花の香りがグラスから湧き上がります !!
さらに次々溢れるフルーツ香のオンパレードには陶酔してしまいます!
ライム、グレープフルーツのような果実の香りが極上 !
さらには、ナッツや、ビネガーを彷彿させる複雑な香りが
押し寄せてくるのがすばらしい !

口に含めると、絹のように 柔らかなタッチの、洋ナシの
ような果実味が感じられ、ライムや、シトラスのような
キリっとした酸味、苦味が混ざり合い、後半には、炒った
アーモンドや、ピスタチオのような香ばしいビターな余韻が、
ずっと残り続けます !!


個人的な感想
上記の引用は「イル・ロッコーロ」では無いのでちょっと違うかもしれませんが、共感できるコメントは以下の通り。
・次々溢れるフルーツ香のオンパレード
・口に含めると、絹のように 柔らかなタッチ
・ビターな後口

逆に「?」なコメントは以下の通り
・緑がかった麦わら色
・ライム、グレープフルーツのような果実の香り
・ナッツや、ビネガーを彷彿させる複雑な香り
・炒ったアーモンドや、ピスタチオのような香ばしいビターな余韻

フルーツに関してはかなり複雑な印象がある。
ややシロップなのかバニラなのか、香りに甘い印象を感じる。
白い花の印象をやや感じるが、アカシアなのか西洋サンザシなのか菩提樹なのか良く分からない。
アカシアが一番甘い香り、華やか系
西洋サンザシはやや有機溶剤的な印象、こってり系?
菩提樹はグリーンっぽさを感じる、さわやか系
でも、やはりどちらかというとアカシアなのかな?(影響されやすい)

ビターな、とあるが、やはり苦味を感じる余韻が印象的。
そこがイタリアっぽい。(相変わらずひとくくり)

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