2007/04/19

ロバートモンダヴィ ウッドブリッジ メルロー 2003(ブラインドテイスティング:当てる)

・シラー(チリ ISLA DE MAIPO)\1490
・サンジョベーゼ(エミリア・ロマーニャ)\1590
・カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア KWV)\1103
・メルロー(ウッドブリッジ モンダヴィ)\850

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
濃い色調だが、深い透明感はある
底がぎりぎり見える程度
フチまで色のついている、やや赤味が強い紫

【香り】
濃縮した果実香
ややスモーキー
土っぽい印象
どちらかというと動物的
アルコールの印象も強い
樽の影響もありそうだが、土っぽさ、スモーキーな印象は品種の香りっぽい

【味わい】
甘さを感じるアタック
やや重く、渋みに収斂性を感じる
余韻は短い(5秒程度)

【判定】
色の印象では、カベルネ・ソーヴィニヨンかメルロー。
濃いサンジョベーゼと透明感のあるシラーという事も考えられる。

香りは、どちらかというと動物的なので、サンジョベーゼかメルロー。
ややスモーキーな印象ではカベルネ・ソーヴィニヨンも残るか。

飲み口では、酸味が柔らかく甘さを感じるあたりはメルローが優勢
サンジョベーゼはちょっと違うかも

全体的な印象ではメルローか。
消去法でいくと、動物的な香りの印象があるので、カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーは落ちる。
味の印象で、独特な酸味を感じない点でサンジョベーゼは落ちる。
となるとやはりメルローか。

ファイナルアンサーでメルロー
で、ピンポン

分かる人は飲んだ瞬間に分かるんでしょうけどね。

【総評】
ロバートモンダヴィ ウッドブリッジ メルロー 2003
Robert Mondavi Woodbridge Merlot 2003

http://www.mercian.co.jp/rmw/wines/woodbridge/index.html
※サイトより引用
柔らかく、滑らかなメルロー特有の優しいタンニンが全体をつつみ込み、豊潤なベリーの果実の香りが広がります。完熟したプラムやベリーに加え、柔らかなバニラの香りも漂います。ソフトでシルクのような穏やかな口当たりが、ついもう一口を誘います。

モンダヴィのワインはいつも微妙。
ワインとしてはちゃんと作られていると思うのだけど、好みじゃない。
ちょっと加工食品っていうイメージをもってしまうのかな。

香りは強く、品種の特徴をよく表している。
濃縮した果実香に、やや土っぽい動物的な香り。
スモーキーさがあるのは樽の影響か。
飲み口は甘さを感じて、タンニンもしっかりと感じる。
タンニンを強く感じるかどうかが、サンジョベーゼとの違いではないだろうか。

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