2007/04/13

ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ シャルドネ 2002(ブラインドテイスティング当てる)

・グルナッシュ・ブラン(ローヌ ラ シャス デュ パプ)\1150
・ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(ボルドー)\850
・シャルドネ(ウッドブリッジ モンダヴィ)\850

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
濃い黄色
粘度は高い、13%くらいありそうな感じ
(正解は13.5%)
グリーンっぽさよりもオレンジ味の方が強い

【香り】
熟しきった果実香が最初にくる
やや痛んでカビっぽいくらいのイメージ
それからムスクっぽい香り
痛んでいかどうかの、ぎりぎりの線、という香りがする

【味わい】
酸味が乏しく、しまりのない、緩んだ印象
気持ち悪い甘さがある
余韻も短い

【判定】
香りのところまでは南の印象でローヌだったのだが、
ワインの出来の悪さからこれはアメリカのシャルドネが俄然候補になる

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ピンポン

【反省点】
たまにある、まずいからこっちという判定ですが、
今回もまずさ極まれり、といった感じ。
ほんとに痛んでいるかもしれない。

ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ シャルドネ 2002
ROBERT MONDAVI WOODBRIDGE CHARDONNAY 2002

※メルシャンサイトより引用
洋梨、リンゴ、柑橘類やトロピカルフルーツのアロマと味わいは、カリ フォルニアでもそれぞれ特徴的な数ヶ所の産地からぶどうを選んだ結果もたらされるものです。 フルーティなアロマと味わいをもち、余韻はなめらかに長く続きます。フォーマルにもカジュアルにも良い、優れたバランスのワインです。


個人的な感想
シャルドネとは思えない、過熟したフルーツにムスクっぽい香り、色も黄色味が強く印象としてはセミヨンっぽい。
セミヨンは麝香の香りがするっていうけど・・
あ、そういえば、熟成が進んだシャルドネも麝香の香りがするって、例のアロマパレットの本に書いてあったような。
でも、これは明らかに外れワイン。
といいながら、マズイといいながら結構空いてきてる。
紙一重なのかな?
酸味は完全に弱いが、クリームっぽい、バターっぽい飲み口は悪いワインでは無さそうな気もする。
保存状態が悪かったのか、それとも5年の熟成に耐えられないワインだったのか。
もう少し若くて、酸味がしっかりしていたら、バランスは良かったのかもしれない。

少し時間がたつと、乳製品のような印象が強くなり、これは明らかにシャルドネって感じになってきました。
クリーミーでとろとろなシャルドネ、って感じですね。
意外と好きな人は好きなのかな?
マズイけど、痛んでは無いですね。
冷えてない方がおいしく飲めるワインです。

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