2007/04/06

ブリッコ・ルーヤ・ランゲ・ネッビオーロ 2004(ブラインドテイスティング:外す)

・カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア KWV)\1103 C
・メルロー(ウッドブリッジ モンダヴィ)\850 C
・ネッビオーロ(ランゲ ピエモンテ)\1890 B

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
赤味が強く、黒さを感じる色だが、透明感がある
グラスの底が見える程度
黒さが特徴的
粘度ややあり、13%くらいか

【香り】
イースト香
フローラル
華やかさがある
ボルドー的な印象もあり
価格的な高さをイメージさせる
フルーツは黒いイメージ

【味わい】
フレッシュさを感じるアタック
舌を上滑りするような浮ついた印象
ちょっと発泡してるような
フレッシュな酸味
酸味が特徴的に残るが、余韻は短い

【判定】
香りと色ではダントツにネッビオーロ。
透明感があって、香りが強く華やかなので。
でもネッビオーロの品種による香りは分からないので、もう少し要因を探す。
カベルネ・ソーヴィニヨンらしい、グリーンっぽさもある。
メルローらしい、ややジャムっぽさやほんのり動物香もある。
ただ、決定的に飲み口が安っぽい。
深みが無く、酸が浮ついていて、ちょっとジュースっぽい。
となると、俄然、南アのカベルネとアメリカのメルローも候補になる。
透明感や全体的なこなれてないバランスなどは南アフリカか。
でもカベルネ・ソーヴィニヨンかメルローかと言われると、どちらかというとメルロー。

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ブー

なんとネッビオーロでした。

【反省点】
ブリッコ・ルーヤ・ランゲ・ネッビオーロ 2004
BRICCO RUJA LANGHE NEBBIOLO 2004

http://www.rakuten.co.jp/nishiura-wine/820678/851658/853395/
※サイトより引用
外観は強いガーネット色。
熟成香が主体でラズベリーのリキュールやきのこ、
紅茶のニュアンス。フローラルでやさしい香りが印象的。
アタックもやさしく滑らか。フローラルな中に
スパイシーさのある風味と甘みのある味わいが余韻まで続き心地よい。

よく熟したラズベリー、スギのようなニュアンス。
ミネラル香も多い。タンニンはひかえめで好バランス。
バローロと同じぶどう品種「ネッビオーロ」を使用。
若飲みスタイルのワイン。

個人的な感想
なるほど!!さすがプロのコメントは違いますね。
(ワイン館NISHIURAさん素敵)
ラズベリーのリキュールってのは、うんうん!って感じです。
確かにタンニンは控えめ。
売るためなので良いことしか言わないんでしょうが、なんだか飲み口はヌーボーを彷彿とさせます。
カベルネ・ソーヴィニヨンっぽく感じたグリーンっぽさはスギなんでしょうか。
メルローっぽいと思ったのはキノコかな?
紅茶ってのが新しいけど、確かにコーヒーよりは紅茶ですね。
スパイスのニュアンスがグリーンぽいのと、ややフレッシュなフルーツのイメージが合わさってそうなるのかな?良く分からないけど。
フルーツ・ティーみたい。
スパイシーさも確かに強い感じです。

いまだに感じた香りがすぐに言葉になりませんね。
あー、ボルドーっぽい、とか総合的な印象でしか語れない。
もう才能が無いのはしょうがないので、まだまだ修行ですな。

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