2007/03/13

ブラインド・テイスティング リースリング当てる

・クルーシャン、リースリング(豪、ヴィクトリア)\1280
・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ カリテラ)\893
・シャルドネ(仏 ヴァン・ド・ペイ・ド・オック)\615

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
やや濃めの黄色、ほんのりグリーン
輝きも粘度もある
12.5%くらいか

【香り】
果実の傷んだような香り
かなり独特な、見方によってはワイン自体が痛んでいるような印象を与える香り
種の部分がカビているような、そこに麝香っぽい動物香が重なっているような印象
ミネラルでもない、ペトロール香でもない、醗酵食品のような、ブルーチーズをちょっと感じさせるような、やや悪臭に近いような香り
(よく嗅ぐと、やはり鉱物的な印象を受ける)
これで、シャルドネとかソーヴィニヨン・ブランだったら完全に痛んでいる

【味わい】
甘い
ワインのセレクトに失敗した
辛口のリースリングを選んだつもりが、甘口だった、とほほ

香りの独自性に比べて、飲み口はとてもさっぱり爽やか
ほどほどの酸味と抑え目な甘み、そして余韻の爽快感
どちらかというとジュースのような爽快感がある
ほんのり苦味が残るがそれも爽やかさを感じさせるポイント
トロピカルジュースみたい

【判定】
迷うことなく、リースリング
で、ピンポン

これはワインの選択ミス

【総評】
ブラウン・ブラザーズ・クルーシャン・リースリング2004
Brown Brothers Crouchen Riesling 2004

http://www.e-kotobukiya.com/19_1134.html
※サイトより引用
熟した洋梨、トロピカルフルーツ、そしてかすかなライムの香りがフレッシュで爽やかなイメージを演出してくれます。
ブドウは、リースリングとクルーシャンです。クルーシャンはフランスのピレネー地方西部原産ですが、現在はほとんど作られていない珍しい品種です。
熟したメロンのような魅惑的な味わいと、繊細な後味が特徴の白ワインです。

個人的な感想
タール、アスファルト、石鹸、やや重油、
といったニュアンスが熟した果実香と重なって独特な香りをかもしだしている。
やはり動物香ではなく、鉱物系の香りが主な香り。
時間をおくとペトロール香と言えるような香りに変化してきている。
全体的なフレッシュな爽やか系のまとまりに、この独特な香りが深みを与えている。
とはいえ、このジュースのような単調な甘さは、飲み進むにつれて飽きてくる。
だんだんペースが遅くなるワイン。

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