2007/03/04

シャトー・ラモット・ヴァンサン アンタンス 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・メルロー主体(ボルドー)\1280
・サンジョベーゼ(プーリア V.d.T.I.G.T.)\1200
・シラー(ローヌ、ヴィエイユ・ヴィーニュ)\1690
・カベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロー35%、カベルネ・フラン10%(プルミエ・コート・ド・ボルドー)\1733
・ピノ・ノアール(チリ カリテラ)\893

の5本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

シャトー・ラモット・ヴァンサン アンタンス 2004 ボトル ラベル
【外観】
紫の強い、濃い外観
粘度は普通、12.5%くらいか
グラスの底がまったく見えない、透明感はほぼ無し
ややピンクに近い紫と、雫にタンニンがたまる感じがやや低価格のワインと想像される

【香り】
まず、濃縮した果実香
そこに動物的な香り
全体的な香りはあまり強くない
ほんのり花の香り

【味わい】
ドライでセックなアタックに、収斂性のある渋み
ほんのり甘みを感じる部分もある
余韻は短い

【判定】
濃縮したジャムのような果実香と動物香、私的なメルロー感にぴったり。
飲み口は収斂性があり、この3点でほぼ決定。
しかしながら他の可能性を考えた場合、シラーとカベルネはグリーンっぽさが無く恐らく違う。
サンジョベーゼは色調で落ちる。通常であればピノノアールも落ちるが、チリのピノノアールという未体験の分野なので、可能性を考えてみるが、さすがにここまで濃くは無いだろう。

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ピンポン

きちんと当てると気持ちいいね

【総評】
最近良くある、低価格のボルドー。
香りが弱かったり、口あたりが粗かったりするが、相対的に嫌な部分が無い。
そういえば酒石が固まって出てきた。

シャトー・ラモット・ヴァンサン アンタンス 2004
Chateau Lamothe Vincent Intense 2004
メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%
■ラベルのコメント
2005年のパリとボルドーのコンクールで両方とも金賞受賞した、評価の高いワインワインです。カシス、ブルーベリー等の果実の香りが特徴で、円やかでバランスの良いワインです。

フランスらしい、ドライで切れ味の良いワイン
雫にタンニンが残る感じが安っぽいが、まあ1000円しないならいいかな、
って、1280円もするぞ。
う~ん、あまりお勧めじゃないかな。

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