2007/01/07

ブラインド・テイスティング メルロー外す

・グルナッシュ主体(ヴァケイラス:ローヌ)\2190
・メルロ主体(ボルドー Merlot 80%、Cabernet Sauvignon、Cabernet Franc)\1580
・シラーズ(豪ウィンダムエステート)\1533
・カベルネ・ソーヴィニヨン(ヴァンドペイ バロンフィリップ)\1029
・サンジョベーゼ(トスカーナ)\880

の5本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
濃い、ややオレンジがかっている
濁っている印象
色調は複雑
ここでの判断としては、グルナッシュかシラーズ

【香り】
強いハーブ香
ややグリーンのスパイスのような香り
華やかさは少なく、やや動物的なニュアンスがあり、シラーズの印象
少なくともボルドーではないだろう
このまま飲み口が渋くてタンニンが強ければシラーズか

【味わい】
やわらかいアタック
それほどタンニンは強くない
見た目よりもソフトな印象は、これはフランスものか
となると、グルナッシュが候補になる

【判定】
色調が濃く、スパイシーで動物的な香り、飲み口は柔らかく、余韻も柔らかい
全体的には弱くないので、そこそこ力のある品種
これはやはり、ローヌのグルナッシュではなかろうか

ファイナルアンサーで、グルナッシュ・ローヌ。
で、ブー。

答えはメルロー(ボルドー)でした。

【反省点】
とことん、濃いこの色調でボルドーってのはちょっと反則?
でも最近はこういった濃い色が流行みたいなので、色調での判断もやや難しいかもしれない。
香りは、シラーかメルローか、という感じだが、スパイス香が強く、いままでのメルローの印象では無い。

■グラン バトー ボルドー ルージュ
※サントリーワインスクエアより
ボルドーで最も美しい城として知られる<シャトー ベイシュヴェル>の系譜を引く、優れた品質のボルドーワインとして知られているのがこの<グラン バトー>です。
明るめの美しいルビー色、繊細でエレガントな口当たりが楽しめる本格的な赤ワインです。青草を思わせるような香りが漂い、ローストビーフとクレソンを一緒にいただくと、絶妙にマッチします。

■個人的な感想
・樽のちょっと嫌なニュアンスがある
・シェリーやポートのような香りも感じる
・スパイス香が強い、ややグリーンぽい
・動物的な香りを感じる
・飲み口は柔らかく、甘さを感じる
・色調はフルボディだが、飲み口はミディアムボディ

以前の感想(モメサンメルロー)
・透明感があり、オレンジを感じる色
・なめし革、動物の香り、黒っぽいスパイス
・苦味が残り、余韻が短い

以前の感想(ポールボキューズ)
・濃い色調、紫が強い
・濃縮されたジャムのような香り
・香りは弱く、特徴のある香りは感じない

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事