2006/12/13

ブラインド・テイスティング セミヨン(ボルドー) 外す

・ヴィオニエ(ニュージーランド)
・ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ(トスカーナ)
・セミヨン(ボルドー)バロンドレスタック
・シャルドネ(ヴァンドペイオック)我が家のシャルドネ
・ソーヴィニヨン・ブラン&シャルドネ(チリ)ヴィニャマイポ

の5本のうちから1本空けてもらいブラインドテイスティング

【外観】
輝きがある、それほど濃くない黄色。
ややグレーがかっていて、グリーンもほんのり感じる。
粘度はそこそこある。
微妙に発泡していて、細かい泡が見える。

【香り】
トロピカルフルーツのような黄色い果実の印象。
やや熟した感じ。
そこにスパイス香を感じる。
これが麝香の匂いか?セミヨン?
とも思うが、麝香ってほど癖も強くない感じ。
ヴェルナッチャの黒コショウって線もあるかも。

【味わい】
フレッシュなアタック。
ボディは薄く、切れのいい後味。
酸味もしっかりしていて、これはイタリア?と感じる。
苦味も少しあり、イタリアにかなり傾く。

【判定】
発泡している、黄色いフルーツの香り、切れのいい後味に少しの苦味。
これはイタリアでしょう!
とは思うが、もう少し考える。
トロピカルフルーツという点では、ヴィオニエとセミヨンが候補に残る。

でも多分両方ともボディがしっかりしていると思われるので、ちょっと違うかな、と判定。

ファイナルアンサーで「ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ」
で、ブー!

答えは、セミヨン(ボルドー)でした。

【反省点】
白ワインは本当に勝率が悪すぎ!
しかもボルドー3連敗・・・

というか、これってソーヴィニヨン・ブラン主体なんじゃない?

□サントリーのサイトより
ソーヴィニヨン・ブラン種由来の柑橘系の爽やかな香りと、すっきりした酸味、セミヨン種ならではの厚みに、オーク樽での発酵によるバニラの香りが心地よい調和のとれた白ワインです。幅広い料理と合わせてお楽しみいただけます。

たしかに甘いフルーツの香りの要因の一つはこのバニラ香ですね。
きちんとバニラ香を嗅ぎ取らないと、なかなか厳しいです。

全体的な構成は先日のジェドシャトーギローに似ているかも。
香りのふくらみはあって、ボディはやや頼りない感じ。

でも全体的にまとまりは良い。

前回のジェドシャトーギローよりは飲み進んでも嫌味が出てこない。
やはりバロンドレスタックは大変よくできたワイン。

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